【受注生産】本藍染めオーガニックリネンハンカチ
3,780円(税抜) 〜 4,104円(税抜)
染めは、本場の徳島で修行を積んだ藍染め職人による本藍染め。
天然灰汁醗酵建て(てんねんあくはっこうだて)と言われる、江戸時代から変わらない技法で藍染をしています。
蓼藍(写真左)を発酵させたスクモ(写真右)と、小麦の麸などを用いて藍甕で染め液を作り、日ごとにかき混ぜて発酵を促しています。
発酵しないと染めが入らないため、春〜秋にかけてしか染めが出来ない本物です。
完全に天然の植物のみで作られた染め液は、藍甕に200Lほど入れて発酵を続けるよう日々管理されています。
職人の坂さんは、目と匂い、触感、ときには舐めて、状態を確認します。
良い意味で、様々な有機物が混ざってできていて、だからこその、本藍染めならではの深い美しい色が出るのです。
この本藍の藍甕に、染める生地や製品を浸けて、揉んで、しっかり生地に馴染ませます。
藍甕の中で色が入るわけではなく、空気(酸素)に触れ、酸化することで色が入ってゆきます。
化学染料のように一度で色がくっきり入る訳ではないので、これを1日に数回、1〜2週間に渡って繰り返します。こうして、回数と時間をかけて染め重ねて色を定着させてゆきます。
この風呂敷の場合、製品染めのため、風呂敷自体が出来上がってから染めを行ないます。
そのまま浸けると無地になりますが、絞り(しぼり)という技法により、柄を入れています。
絞りは、藍甕に浸けて染めを行なうときに、布を折り畳んだり結んだり、針を通したり、布を絞って形を変えて染めます。
その布の形により、染料が入る部分、入らない部分に分かれます。
これを応用して柄にしたものが、絞り柄と呼ばれています
型などがあるわけではないので、はっきりした色の境はなく、全てグラデーションになります。
白から濃紺までの無限の強さの藍色が入り交じる柄は、奥深く本当に美しいです。
本藍染めは、ただの藍色ではなく、赤や緑など、様々な色が混ざってこの色になると言われています。
実際に日光の中で見たり、揺らしたりすると、赤っぽく見えたり、黒っぽく見えたり、紫っぽく見えたりと、豊かな表情を持つ布です。
草木染めも、乱反射を行なうために鮮やかな色を映すと言いますが、このあたりが、天然染めの魅力だと言えます。
染める前のハンカチです。
本藍染めは時間、手間とともに技術を要する手作業ですので染めは高くなりますが、だからこそ生地も良いものを使っています。
染め無しでも販売しているオーガニックリネンハンカチを、そのまま本藍染めで製品染めしています。(縁糸は、柄に合わせて変えています)
リネンは吸水性速乾性ともに高く、ハンカチでは非常に使いやすい素材。もちろん、染めをしてもその特性は損なわれません。
非常に暴政の品質の良い綺麗な糸を使っていますので、染め職人も驚くほど色がしっかり深く入ります。
ハンカチとして使う範囲ないでしたら、色移りも問題なく普段使いいただけます。
男女、年齢問わず、長くずっと付き合える1枚としておすすめです。
オーガニックリネンに、完全に天然原料のみの本藍染め。安心してご使用いただけますので、プレゼントにも人気です。
絞り柄は様々。
お好みの柄を見つけて下さい。
薄藍(無地×赤縁)
藍色(無地×赤縁)
濃藍(無地×赤縁)
グラデーション
群雲
バンダナ