カート
ユーザー
絞り込む
カテゴリー
コンテンツ
焼締めと言われる、釉薬を使わずに焼き上げられる製法でつくられている急須です。釉薬がかかったつるっとした質感ではなく、磁器のような硬さを持ちながら、きめ細やかな土の肌触り。
急須 黒 焼き締め
6,480円(税抜)
7100 ポイント還元
購入数

急須 黒 焼き締め
6,480円(税抜)
7100 ポイント還元
このショップはサンプルショップのため、画像の商品は購入できません。
商品の詳細が知りたい場合は、下記リンクからご確認ください。

商品協力:PINT

著作権は、「PINT」が保持しています。


焼締めと言われる、釉薬を使わずに焼き上げられる製法でつくられている急須です。釉薬がかかったつるっとした質感ではなく、磁器のような硬さを持ちながら、きめ細やかな土の肌触り。凛とした雰囲気があります。
使いこむことにより、艶と色の深みが増してゆきます。茶渋がついても、味わい深くなるのが、磁器や絵付けの釉薬掛けのものとの違いで、楽しいところ。育ててゆく感覚でお使いいただけます。
三重県四日市市の萬古焼(ばんこやき)。使う土の性質から、耐熱性に優れた特長を持っていて、耐熱性を活かした急須や土鍋作りが盛んです。この急須は、急須作りを得意とする窯元、南景製陶園による製作。



萬古焼は、その素材と製法から、焼き物の中で細かく分類すると「せっ器(火に石という漢字)」に属します。陶器と磁器の間とお考え下さい。
1200度から1300度という高い温度で焼かれ、磁器のように硬く、吸水性や気孔性がなくなります。一方、陶器との違いは、吸水性がないこと。
吸水性がないため、茶葉の香りが付きにくく、茶葉を変えてもお使い頂けます。普段使いには嬉しいところです。また、鉄分の多い土で釉薬もかけられていないため、お茶の味がまろやかになります。



共茶漉しという、急須本体と同じ陶製で、穴を空けた構造の急須。一つ一つ、職人が手作業で穴を空けています。最近は、ステンレスの茶漉しの急須も多いですが、金気を感じることも。共茶漉しで、茶葉そのものの味を愉しんでいただきたいと思います。
半球体の形に、穴が細かく空けられているため、茶葉が詰まりにくくスムーズに注げます。



表面は滑らかですが、細かな表面の凹凸があり、まさに陶器と磁器の間。叩くと、磁器に近い、金属のような音がします。
釉薬の色ではない、土と焼成による黒。様々な素材の器が並ぶ今の食卓に馴染む、締まりのある落ち着いた色です。
土そのもののため、使いこむことにより、艶と色の深みが増してゆきます。これもまた、使う楽しみの一つです。



蓋、本体、持ち手、注ぎ口の4つのパーツを、別々に成形し、その後組み合わせます。
長年製作を続けられる中で、使いやすい持ち手と注口との角度も、考えられ、調整されてきました。90度よりも微妙に浅い角度になっています。この細かな調整が、普段の動作を心地よくしてくれます。
窯出し後の最終工程では、1つずつ蓋と本体をはずし、擦り粉を使って両者をしっかりと「擦り合わせ」します。本体と蓋を合わせて、蓋がぴったりと合わさるように製作されています。
注口の先の形は、液垂れを減らせるように工夫されています。



容量は320cc。大きめの湯のみですと2-3杯分、小さめの湯のみですと4-5杯分が目安です。お一人暮らし、二人暮らしには、湯のみのサイズを選ばず、量も十分お使い頂けると思います。3-4人ご家族でしたら、小さな湯のみでないと量が足りないかもしれません。

この商品を購入する