毎日使える拭き漆の器(みんなのどうぐ #00)黒
7,020円(税抜)
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毎日使える拭き漆の器(みんなのどうぐ #00)茶 の色違いです。本ページの器は、同じ形を色違いの黒漆で仕上げました。
まず、素材は欅を使用。日本で長く愛されている木で、木目が美しく、木地として高さのある椀に適している木です。
テーマは、いかに毎日使えて、毎回の食卓にのぼるか。みんなでつくる器は、装飾ではなく、いかに使うかという視点で強みが出るため、「毎日使える拭き漆の器」というテーマを設定しました。
そのため、形はボウルに決定。
話し合いの中で、細かい仕様(かたち)や、使うシーンに関して、たくさんの意見が出ました。
「おかず皿として、食卓みんなで共有するため、器の縁は外反りに」
「おかずはもちろんだけど、お鍋の取り皿にも良さそう。絞めのおうどんも。あ、夏にはそうめんも」
「取りやすく、他の洋食器ともマッチするよう、高台はなくそう」
「高台をなくす代わりに、しっかり持ちやすいように、裏面は指にかかりやすい凹みをつけよう」
「この器でお茶漬けを食べたい!」
こんな風に、実際の食卓のシーンを皆で見つめ、器を使うイメージしながら、かたちを考えました。
まとめた仕様のポイントはこちら。
▼ 01. どんな料理も盛り付けできる
毎日の食卓で使えるため、汁物も含めて、様々な料理を盛りつけられるように工夫しました
・拭き漆仕上げのため、汁物も盛り付けできます
・高さと直径から、おかずの盛り付けやデザートにも
▼ 02. 皆で料理をつつきやすい
銘々皿だけでなく、皆で共有するおかずのお皿としてもお使いいただけます。
・縁は外反りにすることで、お箸を伸ばしやすい開かれた口の印象になっています。
▼ 03. 和洋どちらの食器にも馴染む
・和洋食器どちらにも合うよう、黒と朱の漆を塗り重ねることで、明るめの茶色の色にしました
▼ 04. 手の平に気持ち良くおさまる
何度も何度も削っては触って、持ってを繰り返し、かたちを決めました。
▼ 05. スープを飲む時の口当たり
具沢山の豚汁、スープなどを飲むときに、形を工夫しました。
・縁は外反りにして、口当たりをやわらかく、すっと飲みやすくしました
▼ 06. カジュアルな見た目
漆仕上げですと、ハレの日用のイメージがありますが、毎日使える見た目に。
・和洋食器どちらにも合うよう、黒と朱の漆を塗り重ねることで、明るめの茶色の色にしました
→こちらは、黒の漆のみ塗り重ねています。茶よりも、カジュアルさが弱まり、引き締まって凛とした雰囲気です。 ・高台をつけると和食器の雰囲気が強くなり、高さと迫力が出やすいため、高台なしのボウル型としました
▼ 07. 毎日使っても飽きがこない
高台をなくしていますが、手で持ったときに、指がかかり持ちやすく馴染む形に。
・装飾はなく、木目が透けて見える拭き漆にしたことで、木自体のナチュラルさがそのまま出ています
・色を、合わせやすく軽い、明るめの茶色にしました
▼ 08. 指にかかりやすい
高台をなくしていますが、手で持ったときに、指がかかり持ちやすく馴染む形に。
・底面に滑らかな凹みをつけました